インターネットの時代からアルゴリズムの時代へ
パークシャ(PKSHA)テクノロジーは、2012年、アルゴリズムの研究を行う技術者・研究者により創業されました。アルゴリズム領域の最先端技術の開発からその応用までをワンストップで行うべく、情報科学分野の技術者・研究者により構成されています。
2019年現在、ソフトウエアとインターネットの進化が世の中を変化させていますが、依然として、デジタル技術で実現できるのにも関わらず、社会に実現されていない事がたくさんあります。
それは、「デジタル技術に精通し、既存業界を巻き込み価値創造できるエンジニア的人材の不足」による側面が強いと私たちは考えています。また、彼らが活躍する場として、アカデミアと協働しつつその知見を翻訳し社会実装する企業も限定的です。
ソフトウエアの歴史を振り返ってみると、"黒い箱"に閉じ込められていたソフトウエアはウエブとスマートフォンに接続されることで、外界に解放され、急速に進化しました。スマホシフトが落ち着き始めた現在、次第にインターネットの時代は終わりアルゴリズムの時代に突入しています。
2019年の現在、Deep learning , Block chain などの革新的なアルゴリズムがウエブの中で駆動し始めています。これらはウエブ進化とコンピューティングコスト低下に伴うデジタル進化の必然であると私たちは考えており、今後も新たなアルゴリズムが数多く生まれてくると思います。
またそれらは「新しいソフト/ハードウエアのコアモジュール」や「ネットワークインテリジェンスとしての仕組み・社会制度」として社会実装され、様々な問題を未来に向かって解決していくと考えられます。
アルゴリズムという言葉の定義は「何らかの問題を解決するために知的設計されたソフトウエアロジック」です。我々は、未来のソフトウエアとしてのアルゴリズムを自ら創り、そのアルゴリズムの力で様々な社会問題を解決すべく、近未来のポストデジタル情報社会へ向けて価値を創造すべく、事業展開してまいります。
未来のソフトウエアを形にする
パークシャ(PKSHA)テクノロジーは、2019年現在、主に自然言語処理、画像認識、機械学習/深層学習技術に関わるアルゴリズムソリューションを展開しています。
これまでほぼすべての (99.99...%の) ソフトウエアは、一行一行エンジニアの手により演繹的に記述されてきましたが、2012年以降には深層学習技術によりソフトウエアに帰納的推論能力を埋めこむ(また、そのソフトウエアはヒトではなくデータにより記述される)ことが可能となりました。
私たちは、長い目で見ると現在のソフトウエアの大部分は帰納的推論能力をもつアルゴリズムを具備し知能化されたもの (Algorithm Embedded) に置き換わっていくと考えています。また、そのアルゴリズムは各業界のヒトが持つ知識・経験を学習する (Specialities Bundled) ことで性能を高める、というソフトウエアとヒトのよりよい連携が広がっていくはずです
パークシャ(PKSHA)テクノロジーは、未来のソフトウエアとしてのアルゴリズムを自ら形にすることで、様々な社会問題を解決すべく、近未来のポストデジタル情報社会へ向けて価値を創造すべく、事業展開してまいります。
会社情報
会社名 | 株式会社 PKSHA Technology |
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英文名 | PKSHA Technology Inc. |
代表者 | 代表取締役 上野山 勝也 |
所在地 | 東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル |
設立年月日 | 2012年10月16日 |
役員 |
代表取締役 上野山 勝也 取締役 中田 光哉 社外取締役 水谷 健彦 社外取締役 吉田 行宏 取締役監査等委員 藤岡 大祐 取締役監査等委員 下村 将之 取締役監査等委員 佐藤 裕介 |
主要取引銀行 | 三井住友銀行 |
事業内容 | アルゴリズムライセンス事業 |
沿革
2012年10月 | 機械学習技術を用いたデータ解析事業を事業目的とした株式会社AppReSearchを設立 |
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2013年2月 | アルゴリズムモジュール「予測モジュール_Predictor」を開発 |
2013年6月 | 本店所在地を東京都文京区本郷七丁目「東京大学産学連携プラザ」に移転 |
2013年11月 | アルゴリズムモジュール「行動解析モジュール_Logger」・「強化学習モジュール_Agent」を開発 |
2014年2月 | 事業規模の拡大に伴いオフィスを東京大学アントレプレナープラザに移転 |
2014年3月 | アルゴリズムモジュール「推薦モジュール_Recommender」を開発 |
2014年7月 | 東京大学工学系研究科 特任准教授 松尾 豊氏が技術顧問に就任 |
2014年8月 | 「株式会社AppReSearch」から「株式会社PKSHA Technology」に商号変更 |
2014年12月 | アルゴリズムモジュール「異常検知モジュール_Detector」を開発 |
2014年12月 | アルゴリズムモジュール「テキスト理解モジュール_Dialogue_1」を開発 |
2015年3月 | アルゴリズムモジュール「画像/映像解析モジュール_Recognizer」を開発 |
2015年10月 | アルゴリズムモジュール「対話理解モジュール_Dialogue_2」を開発 |
2015年10月 | CRM 領域のアルゴリズムソフトウエア「CELLOR」をリリース |
2016年10月 | 100%子会社「株式会社BEDORE」を設立、自動対話領域に進出 |
2016年12月 | 動画像認識領域のアルゴリズムソフトウエア「HRUS」をリリース |
2016年12月 | 業務拡張のため、本社を東京都文京区本郷二丁目「本郷瀬川ビル」に移転。 |
2017年9月 | 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 |
2019年7月 | 株式会社アイテックの全株式を取得し子会社化 |
株式会社BEDORE |
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株式会社Sapeet |
株式会社PKSHA xOps |
株式会社PKSHA Technology Capital |
株式会社アイテック |